ノドグロの頭を過熱水蒸気発生装置と小型のキルン炉にて過熱殺菌処理を行っていく。処理設定は出口温度250℃、炉内温度280℃、スプレー量40ℓ/h、回転数25Hzで処理。実験開始5分で粉砕が進み液状化する。30分後には目に見える水分は飛び乾燥が進む。1時間後には一部がパラパラとした状態になるが身のダマの乾燥が難航する。その後も過熱処理を続けること1時間20分後には粉砕が可能な段階まで乾燥が完了した。過熱処理済みのノドグロの頭をハイスピードミルにて粉砕処理をしたところ、一部が粉砕機壁面にこびり付いたが、想定していたよりもサラサラとしたパウダーが出来上がった。粉砕処理済みのノドグロパウダーの水分率を測定したところ、8.6%という結果になった。