小豆の皮を過熱水蒸気発生装置とキルン炉にて殺菌乾燥処理を行う。処理設定は、出口温度300℃、炉内温度380℃、スプレー量20ℓ/h、回転数25Hzで処理。実験開始10分で解凍が進み一部がダマとなる。更に20分後には解凍が殆ど終わり徐々に水分が抜け始める。実験開始40分後には一部分がパラパラした状態となる。その後も乾燥を続けること1時間20分には大部分の乾燥が完了した。ダマとなった部分を乾燥させるために乾燥を更に続けること2時間でダマも粉砕が可能な段階まで乾燥が完了した。その後、過熱処理済みの小豆の皮を粉砕した所、綺麗な赤色のパウダーが出来上がった。水分率を測定したところ、3.5%という結果となった。当初の目的通り色合いの良い綺麗な粉末が完成した。
《 食品微生物検査 》
検査 | 殺菌後 |
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一般生菌 | 300個/g未満 |
大腸菌群 | 検出せず |
大腸菌 | 30MPN/100g未満 |