シジミ

シジミの固形殺菌実験

宍道湖産のシジミを過熱水蒸気発生装置とキルン炉にて過熱殺菌処理を行う。下処理としてシジミは水洗いをしておき、キルン炉には筒状に加工した金網を入れてその中にシジミを乗せてから過熱実験を始める。処理設定は出口温度300℃、炉内温度410℃、スプレー量20ℓ/h、回転数25Hzで処理。実験開始30分で徐々に水分が飛び始める。その後も乾燥を続けること2時間後には手でも砕ける程度まで乾燥が完了した。過熱処理済みのシジミはハイスピードミルにて粉砕処理をして粉末化させる。水分率を測定したところ、シジミパウダーの水分率は、0.9%という結果になった。当初の目的通り色合いの良い綺麗な粉末が完成した。

処理前

過熱処理後(2時間)

粉砕処理後のパウダー

処理後水分率測定(0.9%)