連子鯛

連子鯛の固形殺菌実験

連小鯛(内臓無し)を丸ごと過熱水蒸気発生装置とキルン炉にて過熱殺菌処理を行う。処理温度は出口温度が400℃、炉内温度420℃、スプレー量20ℓ/h、キルン炉の回転数は50Hzで実験を始める。実験開始10分で連子鯛の粉砕が進み液状化がする。30分後には一部分が乾燥してパラパラした状態となる。50分後には大部分の乾燥が終了していたが一部ダマとなった部分の乾燥が不十分な為、継続して乾燥処理を続ける。実験開始1時間20分後にはダマも粉砕が可能な段階まで乾燥が完了した。殺菌乾燥処理済みの連子鯛をハイスピードミルにて粉砕してから水分率を測定したところ、6.7%という結果になった。パウダー化した連子鯛は色具合もよくサラサラとした風味の良い粉末化が完成した。

処理前

過熱処理後(1時間20分)

粉砕処理後

処理後水分率測定(6.7%)